「水平線を引いたけど、なかなか機能しない」「水平線をうまく引けなくて困っている…」
このような人も少なくないと思います。
水平線がうまく利用できなければ、エントリーもうまくいきません、
逆に言えば水平線がうまく利用できればエントリーもうまくいってトレード自体もうまくいきます。
水平線の上手な利用のしかたとダメな考え方を解説します。
①意識される水平線は、とことん意識される
初心者の頃、水平線をたくさん引いてチャートが水平線だらけになったことがあります。
そんなとき、余分な水平線を消したいから水平線を消すのですが、ブレイクした水平線はその後に機能しないのではないかということで消していくケースが多いようです。
ただ気をつけてほしいのが、「意識される水平線は、とことん意識される」ということ。
下の画像は、USD/JPYの4時間足チャートなのですが、何回かレジサポ転換したあとに3回ブレイクしてその後Aの部分でサポートしています。
このように、意識される水平線は、何回ブレイクしてもその後も意識される可能性があるので注意が必要。
②正しい水平線の引き方ではなく、水平線を引いて機能したから正しかった
上の画像は、USD/JPYの1時間足チャートなのですが、黄色い水平線はBの部分にレートが来てから引いた水平線ではなく、Aの部分でレートが最高値だったときに引いた水平線です。
これを見ると、その後も何回も水平線に反応していますよね。
つまりこれが水平線を引いたけど、機能したから正しかったんだということが言えます。
実際に僕も黄色い水平線を利用し、Bの部分でドル円のショートでエントリーして利益になりました。
よく「正しい水平線の引き方を知りたい!」という言葉を聞きますが、水平線を引いて正しいかどうかは、その後の反応によって決まってくると考えています。
だから、もし正しい水平線が引けないと悩むのであれば、とりあえず引いてみてブレイクしてもしなくても、その後の反応に注意してみることのほうが大切。
まとめ
水平線をうまく利用するためには、要らない水平線を消すことも大事であり、重要な水平線を消さないためにも、意識された水平線はとことん狙ってみることも必要です。
そして、水平線はどこに引くかよりも、引いたあとにどんな反応するかのほうが大事なので、水平視線を引くのに迷ったら、とりあえず引いてみて、その後のレートの動きに注視したほうが今後のトレードに役立つでしょう。
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